柏木ひなた「From Bow To Toe」インタビュー

特集インタビュー
2023年06月30日 17時00分

昨年末に約12年間在籍したアイドルグループ、私立恵比寿中学を惜しまれつつ卒業し、6月28日(水)にSMEレコーズよりソロデビュー曲を配信リリースした柏木ひなた。

ソロデビュー曲となる「From Bow To Toe」のMusic Videoは、監督として多くのMusic Video作品を手掛けている田辺秀伸を迎え、カラフルな衣装とメイクが印象的な、ポップな仕上がりとなっている。Music Videoは、柏木ひなたの公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開中。

7月12日(水)には1st EP「ここから。」の配信リリースが決定。ファンへ向けたメッセージともとれる歌詞が印象的なソロデビュー曲「From Bow To Toe」をはじめ、過去を振り返りつつもここからソロとしての道を進む決意を感じられるエモーショナルな楽曲「感情線」など、まさに「ここから」の彼女を予感させるような個性あふれる5曲が収録されている。

今回、SGS編集部が柏木ひなたを直撃!ソロデビュー曲「From Bow To Toe」の注目ポイントや、ソロとして活動するにあたっての意気込み、お気に入りのファッションアイテムのほか、10代のうちにやっておいたほうがいいことや、芸能界を目指すSGS読者に向けた熱いメッセージも寄せてくれたよ♪柏木ひなた - From Bow To Toe [Official Music Video]

Q.「From Bow To Toe」をお聞きして、パワフルでかっこいい楽曲だと感じました。振り付け、メロディ、リズム、全体の世界観など、特に注目してほしいポイントについて教えてください。

柏木ひなた(以下、柏木):スタッフの方と一緒にいろんな楽曲を聴き、この曲に決めました。自分の声質としてはバラードや、もう少しダークな雰囲気の楽曲でもいいのかなと思ったのですが、ソロデビューの幕開けということで、聴いていて楽しくなるような曲、ショーっぽくてワクワク感をお届けできる曲がいいなと思い、この曲を選びました。

Q.歌い方で工夫した部分や、歌詞のフレーズで注目してほしいポイントについて教えてください。

柏木:エビ中にいた時とは別のアプローチで歌わせていただいているのですが、一人になった分すべてを一人でやらないといけない。声の表情を変えたり、盛り上げたり、サビの部分を力強く歌ったりしました。私は「大好き」など、ファンの人に言葉にして伝えるのはあまり得意なほうではないのですが、直接伝えにくいことも、歌にすると素直に伝えられるので、この曲の「大大だい好きみんなが」というフレーズが好きです。作詞をお願いする時に「今までの感謝とこれからへの期待を歌詞に盛り込んでほしい」というお話をして作っていただきました。応援してくれているファンの方々に、気持ちが伝わればと思います。

Q.柏木さんの愛称は「ひなちゃん」ですが、「He-Nam-Nam-Nam-Nam」というフレーズには何か意味がありますか?

柏木:自分の名前が歌詞に入ることって、今までなくて。合言葉という意味で自分の名前を入れていただいたので、LIVEでファンの方に、掛け声として歌ってほしいです。

Q.MVのポイントや、撮影で思い出に残っていることについて教えてください。

柏木:今回は凝ったセットを作るわけではなく、自分というものを一番に目立たせたい、見てほしいということで、バックにダンサーさんをつけていただいて、ダンスを踊っています。楽しい感じの楽曲なので、そうした雰囲気が表現できればな、と。全体的にポップでカラフルな感じに仕上がっています。エビ中を卒業してアイドルではなくなってしまったので、今までやってきたアイドルっぽい振り付けではなく、ジャンルが違うというか、ダンスをかっこよく決めています。Q.エビ中に在籍されていた時は、制服のような衣装を着て、学校内でMV撮影をされていました。今後はソロとして、どんな世界観の楽曲や衣装に挑戦したいですか?

柏木:ジャンルに捉われたくない、というのが一番にあって。いろいろ挑戦していきたいです。バラードを歌う時などは、青春を思い出してまた学校でMVを撮りたいなと思います。曲の雰囲気に合わせていろいろやっていきたいです。

Q.グループを卒業してソロでやっていくと決めた時、どのようなお気持ちでしたか?

柏木:昔から1人で歌って踊りたいという夢はあったのですが、グループに入ってグループの楽しさや、みんなで何かをやるワクワク感を知りました。たまにぶつかったりするけど、そういうのも含めてグループにいてよかったなと思って。そこでしか得られないものが絶対にあって。1人では絶対に感じることのできなかったこととか、みんなと一緒だから頑張れたこともたくさんあったし。ですが、グループに入って10年経った時に、ふと、前からやりたかったことを追いかけてもいいかな、と。失敗してもいいからソロになって挑戦したいという思いがあったので、12年間グループに在籍したタイミングで卒業し、今回ソロデビューさせていただくことになりました。

Q.ソロデビューが決まって、メンバーから言われて嬉しかった言葉はありますか?

柏木:ちょうど自分の誕生日に、メジャーデビューを発表したので「お誕生日おめでとう」と同時に「デビューおめでとう」とお祝いしてもらいました。デビュー曲のタイトルを発表した時、「曲が楽しみ」と言われて。卒業した後も自分の活動を楽しみにしてくれている、グループを旅立った私に対していつまでも応援してくれているのは、すごく嬉しいなと思います。

Q.先日、エビ中の小久保柚乃さん、風見和香さん、桜井えまさん、仲村悠菜さんを取材し「柏木さんが卒業した後でプレッシャーが大きかった」というお話を聞きました。ご自身が卒業した後のエビ中をどのような思いで見守っていますか?

柏木:私が12年も在籍していたので、私が抜けたプレッシャーはあったと思うのですが、そんなことは関係なしにすごく楽しんでいるなと思います。今はお姉さんチームと妹チームみたいな感じで年齢的に差があり、5:5みたいな感じになっています。今までエビ中で年が大きく離れていたことはなかったので、新しいエビ中ができていると思います。「kyo-do?」のような可愛い楽曲は、新体制だからできることだと思います。大好きで大切なグループだからこそ、今後どうなっていくかすごく楽しみです。

Q.映画や舞台、ミュージカルにも出演されていますが、演技の勉強をしたい、女優として活動したいなどは考えていますか?

柏木:ありがたいことに、また舞台をやらせていただく機会はあったのですが、私としてはまずは音楽でやっていきたい、歌を歌っていきたいというのがあるので、そこがきちんと基盤としてできたら、また演技にも意欲的に挑戦したいと思います。まずは歌を歌うことからスタートしたいです。Q.カラオケ番組の出演や、1人カラオケに行くなど、歌うことが大好きだそうですが、歌を歌っている時以外だと、何をしている時に幸せを感じますか?

柏木:本当にどこでも歌ってしまうんですよね。自分の日常になっていて。歌以外だと、美味しいごはんを食べている時が一番幸せです。あとは、エビ中を卒業してからデビューまでにお休み期間があったので、そこで今までやってこなかったスキーやスノボをやってみました。すごく楽しくて、なんで今まで挑戦してこなかったんだろう、と思って。私、人から誘われないと行かないタイプで(笑)。誘ってもらって、自分の新しい趣味みたいなものに気づかせてくれたのは、すごく嬉しかったです。

Q.SGSは原宿系のファッションサイトです。柏木さんは表参道でスカウトされて芸能界入りしたそうですが、原宿周辺や都内で思い出の場所はありますか?

柏木:原宿はエビ中のメンバーと遊びに行ったことがすごく多くて、グループとして思い出がある場所です。竹下通りにめちゃくちゃ行っていました。プリクラを撮ったり、クレープを食べたり。インディーズだった頃は、一人あたりの衣装代の予算が決められていたので、スタッフさんが原宿に買いに行っていました。小物や衣装、カラフルでふわふわしたパニエのほか、ツインテールにしていたので、カラフルなゴムがめちゃくちゃ好きで、よく原宿で買っていました。

Q.お気に入りのファッションアイテムや、好きな色について教えてください。

柏木:だいたいカラフルです(笑)。洋服のジャンルは決めていなくて。大人っぽい日もあれば、スポーティーな日もあるし。カジュアルな日もあるし。柄×柄の日もあるし。服どうしを闘わせるのが大好きなので、上がピンクで下が緑、上が黄色で下が赤など組み合わせています。歩いていると目立つので「何色の服を着ているよ」と言えば、みんなの待ち合わせ場所になるんです(笑)。自分が着ていて楽しい服を着たい。似合うとか似合わないとか、骨格ストレートとか、そういうのを気にすることもあると思うのですが、それを気にしていたら自分の好きな服って絶対に着られないんですよ。自分の好きな服、好きな形、好きな柄とか、自分の好きなもので洋服を決めています。

Q.エンタメ情報のほか、最新コスメについての情報も発信しています。ご自身が集めているメイクアイテムや、普段のメイクでこだわっているポイントについて教えてください。

柏木:物に関してそこまでこだわりがなくて。アイシャドウパレットなど、新作が出たら買いに行くなどはなく、一度買ったらそれを長く使っています。常に持ち歩いているのはリップだけ。口がすぐ乾燥するので持ち歩いています。最近の中高生のメイクを見ると勉強になります。「涙袋、こんなに上手に描けるなんてすごいな」、と。私が描くとクマみたいになってしまうんです(笑)。コスメが好き、美容が好き、というのは自分のモチベーションになるので、中高生の皆さんを尊敬しています。

Q.柏木さんは10代のほとんどの期間をエビ中として過ごしましたが、もし10代に戻れたらやりたいことはありますか?

柏木:放課後友達と遊ぶなどが基本なくて。制服で出かけてみんなで写真を撮るなど、学生のうちでないとできないと思います。自分が大人になった時にあんなことあったな、と思い出せるし、そういうのはすごく思い出になるから、ぜひ今の子たちにはたくさん遊んでほしい。思い切り遊んでもらいたいなと思います。

Q.10代のうちにやっておいたほうがいいことは、何だと思いますか?

柏木:勉強をきちんとした方がいいかも知れないです(笑)。大人になって、年齢が上の方と話している時にいろいろなワードが出てきて、ちゃんと難しい言葉を勉強しておけばよかった、と思いました。自分の知識として、いろいろな言葉を入れておくのもありだと思います。勉強は本当に大事、と今になって思います。

Q.これからアイドルや歌手など芸能界を目指す読者に向けて、メッセージをお願いします。

柏木:私は10歳から芸能活動をやらせていただいているのですが、大人になってからも新しい夢がたくさん出てくると思います。学生の時はやりたいこととか、いろいろ探すことも多いと思うし、芸能活動をやりたいなと思ったら、まずはチャレンジしてみてほしい。最初からダメだと思わないで、やれるだけやって、本当にダメだったら、また違う夢を探せばいいし、みんなには本気で「叶えたい」と思っていてほしい。私自身も頑張っているところではあるのですが、手の届かない場所だと思わないでほしいし、自分の頑張り次第で未来は変えられると思うので、自分の目標や夢に向かってチャレンジし続けてほしいなと思います。

ありがとうございました。

▼▼ [プレゼントの応募はコチラ] ▼▼
柏木ひなた「From Bow To Toe」インタビュー記念 “直筆サイン入りチェキ”/2名様
[プロフィール]
柏木ひなた
千葉県市原市出身・24歳。私立恵比寿中学のメンバーとして、2010年~2022年まで活動。2020年にはテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」で「令和アイドル界スゴいボーカリスト10人」に選出されるなど歌唱力やダンスの評価は非常に高い。ソロとしてはエビ中時代に全国主要都市ワンマンツアーを2回成功させた。
24歳となる2023年3月末よりソロシンガーとして本格的に始動。
同年6月28日(水)にSMEレコーズよりソロデビュー曲となる「From Bow To Toe」をリリースした。
Q.「From Bow To Toe」をお聞きして、パワフルでかっ…
Q.エビ中に在籍されていた時は、制服のような衣装を…
Q.カラオケ番組の出演や、1人カラオケに行くなど、歌…
<柏木ひなた>
オフィシャルHP:柏木ひなた オフィシャルHP[ファンクラブ有料会員:月額550円(税込)]
YouTube: 柏木ひなた Official YouTube Channel
Twitter:@_hi_99_na_
Instagram:@_hi_99_na_
新譜概要
【Digital Single「From Bow To Toe」】
リリース:2023年6月28日(水)
M1:From Bow To Toe
各種ストリーミング・DLサイトにて配信

<「From Bow To Toe」LINE MUSIC再生回数キャンペーン概要>
キャンペーン期間:6月28日(水)~7月11日(火)
特典内容:「ミニライブ&ミートアンドグリート」
8月12日(土) 東京/8月13日(日) 大阪
※会場の詳細は当選者にのみご案内いたします。
※応募方法など詳細は後日お知らせいたします。

【1 st EP「ここから。」】
リリース:7月12日(水)
M1:From Bow To Toe
M2:感情線
M3:Those Days
M4:BLOOM
M5:next to you
各種ストリーミング・DLサイトにて配信

読み込み中です ...